2021年度

第2回教養講座「ベトナムのオドロキデフ見聞録」
2021年11月20日(土) 参加者18名

第2回は手話エンターティナーの那須映里氏をお招きして、ベトナムで実際に体験したことをいろいろお話していただきました。 ベトナムへ行くと決めたのはマクドナルドでアルバイトしていた時にたまたま一緒にいたベトナム人から「うちの国へ来てみない?」と言われたのがきっかけだそうです。 実際ベトナムへ行き、日本の文化との違いに驚き、興味を持つようになってかは何度も行き来ようになり、1〜2ヶ月間の仕事も体験したそうです。 講演の内容は、北部と南部では手話が違うこと、ろう者と会う約束をするには会う時間の30分前にするのが常識だということ、他人の結婚式に遠慮なく参加してもいいこと、床屋の床に切り落とした髪を掃除しないでたくさん残した方が人気のある床屋だということなど、日本では考えられないことばかりで、まさに講演のテーマ通り、驚きの連続でした。

【 参加者からの感想】
・講演で実際に那須英里さんに会えて嬉しく思いました。 テーマは『ベトナムのオドロキデフ見聞録』でしたが、色々な凄い話を聞き、テーマと同じように驚きました。 ベトナムの北部と南部では手話が違うので、北部へ行くと北部の手話をしなければならなく、南部では南部の手話をしなければならないという話を聞いて、同じベトナムろう者なのに、北部と南部の手話を両方覚えるのは大変だなと思いました。また、ベトナムの文化と日本の文化との違いの話が面白く、参考になりました。(ろう者)

・ベトナムについて知らない事ばかりで、興味深く参加出来ました。 床屋は人気店と分かるように、切った髪を掃除せずにそのままにしておく事や、結婚式に誰でも参加出来るなど、いろいろな日常生活の事もおもしろかったです。 地域で文化、気質が違い、手話も大きく違うが、ろう者が使っている手話を尊重しているのは、ベトナムも日本も同じだと思いました。 対面の講演で、那須さんの明るい人柄にふれる事ができ、参加して良かったです。(聴者)

第1回教養講座「ろう通訳とは?」寺澤 英弥氏
2021年10月30日(土) 参加者15名

2021年度も社会教養講座が始まりました。新型コロナウイルス感染予防対策のため、初めてオンライン(Zoom)による講演が行われました。
第1回は「NHKみんなの手話」に出演しておられる寺澤英弥氏をお招きし、ろう通訳が生まれたきっかけやろう通訳の必要さをお話ししていただきました。
東京オリンピック・パラリンピックでのろう通訳について東京オリンピックの最中にNHKから突然ろう通訳の依頼があったこと、引き受けた後の準備や打合せが大変だったこと、ろうの視聴者から賞賛や批判があったことなどエピソードを交えながらの話であっという間の2時間でしたが、ろう通訳について身近に感じられた講演でした。

【参加者からの感想】
・寺澤英弥氏の講演を聞いて、私の知ってる手話通訳とは違う「ろう通訳」の様子を理解することができました。手話通訳はもちろんですが、ろう通訳も必要だと感じました。残念ながらろう通訳は資格化されていません。セッティングしてくれた皆さんのおかげで無事終えられたことに感謝しています。(ろう者)


・聴者の通訳と「ろう通訳」の違いがよくわかり、「ろう通訳」の必要性を改めて感じました。また、フィーダーについてや、オリンピック閉会式放送時の舞台裏のお話など、とても興味深く勉強になりました。今後更に活動の場が広がることを期待しています。(聴者)